かけがえのない方が亡くなられて心のよりどころとして、昔に比較して様々な手段でその方に思いを寄せることが一般的になってきました。
少子高齢化で墓守をする手が無くなり、家系として墓を持たなくなってしまったり、自然葬のような形で、自然に散骨をすることで故人の遺志を反映する場合もあり、亡くなった方への思いを本当にいろいろな形で表すことが出来るようになりました。
そのような中で遺骨ダイヤモンドと言う方法で故人を身近に感じられるようにと実践しておられる方々もいらっしゃいます。
少し前にジャニーズの創業者ジャニー北川さんが亡くなられた時に、元SMAPの中居さんがジャニーさんの遺骨を小さな瓶に入れて、会見に臨んでいた姿がテレビで映し出されていました。今までは故人の遺骨は四十九日や一周忌が終わったら、お墓に埋葬されるのが一般的でしたが、こうした故人の遺骨を埋葬せずに身に着けておくというのも故人を思いやるひとつの方法かもしれません。
まさに遺骨ダイヤモンドはそうした人にはぴったりの方法でいつまでも故人を身近に感じられるサービスかもしれません。
遺骨ダイヤモンドで故人をいつも身近に感じられる
荼毘に付した後のご遺骨を高温高圧にて人工的に炭素の塊である結晶化させダイヤモンドとして残す方法です。指輪の石として装飾の一部に活用される場合や仏壇にご位牌とは別にお供えになる場合など様々ですが、心のこもった一つの個人への思いの表現の仕方として素敵な行為だと思います。
この方法ですと、何時も身近に存在を感じられるでしょうし、どこへにも一緒に居られて心安らぐことが出来ると思います。
今後、さらに色々な方法で故人を偲ぶことになるでしょうが、その選択肢が多くなることは良いことです。どの方法を選ぶにしても、亡くなられた方を思いやる気持ちに違いはありません。
あまり、故人のことを思いすぎると成仏できずに可哀そうだという考え方もあるようですが、少なくとも、現世から身体自体が無くなってしまっても身近な方との絆が何らかの形で継続されていることは尊いことですし、故人へのリスペクトである筈です。
遺骨ダイヤモンドとは、その必要性と性質
普通、故人の亡骸というのは法律的にも火葬にしてお墓に埋めておくのが一般的ですね。 そんな中でも肉親やごく親しい人の亡骸というのは、遺品にしろ遺骸の一部にしろ自分の身近においておきたいという願いや希望もあります。

そのような状態のときには火葬でも残された遺骨や遺灰の一部を其れなりに加工して、遺骨ダイヤモンドとして身につけておくという方法があるのです。
ダイヤモンドといえば最高級の宝石でありますが、そのものには天然物と人工ものがありますし、特に人工的に作られたダイヤモンドは加工用として一般的に利用されていますが、レコードの針などは其の一例ですね。
ダイヤモンドというのは組成としては、皆さんご承知でしょうが単一組成の純粋な炭素で出来ておりますし、化学組成も「C」という元素記号唯一つの記号になっています。 つまりは炭素原子の超結晶がダイヤモンドになるのです。
ただし、炭素成分の単純な結晶は石炭や木炭のようになってしまいますが、この純粋な炭素を超高熱、超高圧の下で結晶化するとダイヤモンド、つまり人工のダイヤモンドになるのです。
遺骨ダイヤモンドも同様で、その作り方というのは一旦火葬した遺骨や遺灰を利用して、炭素成分のみを取り出し、黒鉛化した上で超高熱、超高圧の下で結晶化すると遺骨ダイヤモンドになるのです。
この製法は工業用の人工ダイヤモンドとほとんど同じであり、性質も全く同じであり、宝石のように加工すれば立派な宝石の遺骨ダイヤモンドが出来上がります。
ただ、現状では遺骨ダイヤモンドの生成は国内では行ってはいないようで、宝石としての加工のみを国内で行っているらしいです。
