ヤンマガと言えば様々な人気作品を輩出していますが、中でも筆者のおすすめの漫画をいくつか紹介したいと思います。
ヤンマガは少年マガジンと違って大人向けの漫画が多いため、少年誌にはないハードボイルドな漫画やギャンブル系漫画などが人気です。
歴代の漫画の中から3つ選ぶとしたらやはりこの3つではないでしょうか。
1つは最近映画化もされて、今現在ちょうど第二部がスタートしたばかりの殺し屋が主人公のファブル、そして夜のスカウトの世界を生々しく描いた有名な漫画、新宿スワン、最後はギャンブル漫画と言えば絶対に頭に浮かぶカイジシリーズの3つです。
では、1つずつ紹介していきたいと思います。
ザ・ファブル
まず、謎めいた男ファブルは有名な殺し屋なんですが、見た目は普通っぽい男性です。特に背が高かったり筋肉がすごかったりっていうわけではないんですが、めちゃくちゃ強いです。
なんだかわからないんですが、高いところからジャンプしても、大男に襲われてもどんなことが起きても切り抜けられてしまうような表情ひとつ変えないところに、憧れのまなざしさえ向けられてしまいます。2019年には岡田准一さん主演で映画化されたこともあって注目を集めました。
ファブルは殺し屋で、ボスがいます。そのボスから仕事を受けて遂行していますが、ある年は仕事をしすぎてしまったということを言われました。足がついたりしないように、ファブルは翌年の1年間は殺し屋の正体を隠しながら一般人として生活しろ、とボスからの命令が下ります。
ボスの知り合いの暴力団から援助を受けて、住む場所を提供され一般人として生活してみるものの、なかなかすべてを隠すのは難しいと気づく」ファブルです。暴力団の中にも、ファブルの存在を知っているのは組長と数人のみです。周りの人間もファブルが何者なのか、興味がある様子です。
そんななか、一生懸命一般人のフリをしての生活が始まりますが、並み外れた身体能力などが垣間見えてしまい、ますます周りの興味をひいてしまったりします。内容も面白いですが、ちょっとした登場人物の癖や感情を面白く表現してあって、すごく引き込まれていく漫画です。
あとはやっぱりファブルが変わった人なんですが魅力がある男です。ちょっと不思議な雰囲気が漂う漫画ですが、すぐにこの漫画の空気感に引き込まれていきます。
とにかくファブルは本当にダントツで面白いのでぜひ読んでい欲しい作品です。ファブル(漫画)を全巻無料で読む方法はこちらでも紹介されているのでぜひ参考にして下さい。
新宿スワン
新宿でスカウトの仕事をしている白鳥という男性のお話です。スカウトの方の漫画ってあまり聞いたことないなぁ、楽しいのかなぁ、という印象を持たれるかもしれませんが、スカウトだけではなくいろんな角度から話が展開されていきます。斬新な切り口がまた面白いです。白鳥は元は特に仕事もしていなくダラダラしているだけの毎日でした。
ある日、歌舞伎町でヤクザっぽい雰囲気の人たちとケンカになります。その中の一人が白鳥の凶暴な目を見て、興味を持ちます。白鳥はご飯を奢ってもらい、スカウトの話を聞くのでした。もちろんスカウトの勧誘をされます。やってみないか、と。
しかし、前もって女を騙す仕事を聞いていただけに、白鳥は躊躇します。女を騙すような仕事はできない、と。意外と心が優しいところがある白鳥です。
しかし、なんだかんだで、スカウトの仕事をすることになります。しかし、心優しい白鳥は、ただ女性を騙して陥れるやりかたではなく、彼なりの愛情を見せながらの仕事のやり方をしていきます。そんな白鳥の人間性にも読んでいて惹かれます。ちょっと話が重めですが、刺激が欲しい人にはおすすめできる漫画です。
カイジ
賭博漫画と言えばやはりカイジは外せません。カイジはストーリー内容によってサブタイトルがつけられますが、ヤンマガで長く掲載され続けている作品です。またカイジのスピンオフ作品の1日外出録ハンチョウも同じくヤンマガで掲載されています。
作者の福本伸行さんは過去にも銀と金、アカギ 〜闇に降り立った天才〜、天 -天和通りの快男児-などの人気作品も多く、登場人物のスピンオフ作品も多く登場するのが特徴です。
基本的には麻雀を中心としたギャンブル漫画でキャラクターの心情を表現するの
おまけ:進撃の巨人(別冊少年マガジン)
この作品は、まず設定が異世界の感じで面白いです。巨人が住んでいる世界で人類は無力です。何とか築き上げた3つの巨大な壁によって平和を手に入れています。しかし、壁の中の生活で100年もの平和な暮らしをしていたところ、巨人の存在に疑いを持ち始めたり、興味を持つ若者が現れます。しかし、実際に巨人の魔の手はすぐそこまで来ていました。
50mを越える特別に大きな巨人によって壁が破壊されはじめ、多くの人間が食べられてしまうのです。そこから、主人公であるアレン達と巨人との戦いが始まります。この作品はやはり世界観が素晴らしいですし、ちょっとグロテスクな巨人は人間を食べてしまうし、読んでいる人の恐怖心すら煽る設定です。すごく入り込みやすくて、読み進めていけます。
また、登場人物や戦い方などもかっこいいです。肉親が食べられたり、殺されたり、戦ううちに仲間が一人ずつ欠けて行ったりして悲しい場面もありますが、その分次の戦いのストーリーが見たくなります。
以上がオススメの漫画でした。どれも違うタイプの漫画ですので気になる漫画があれば読んでみてください。