気が付けば自分の両親も70歳を超えてあっという間に高齢者の仲間入り・・・そんな世代の人もたくさんいらっしゃると思います。
今の時代は70代と言っても若い人もたくさんいますが、ひと昔前なら完全におじいちゃんおばあちゃんの老人扱いでした。
それでもやはり70代になると個人差が出てくるようで、病気の全くない元気な人もいれば、病気がちだったり、認知症の症状が出たり、体のいろんなところにガタが来てしまう人もすくなくありません。
体の自由がきかなくなってくると、日常生活にも支障をきたしてくるし、日々の食事やトイレ、入浴なんかにも今までのようにスムーズにいかなくなってしまいます。
さらに今まで楽しんでいた趣味などの娯楽も楽しめなくなってしまう人も出てきます。
そんなお年寄りの生活を少しでも改善して快適な生活を送るためには何をすればいいのでしょうか。
息子世代が一緒に暮らしていればサポートできることもたくさんあるとは思いますが、離れて暮らしていたりするとそう簡単にはいきません。
日本も超高齢化社会と言われていますが、こうしたお年寄りをサポートするためのアイテムが各メーカーから発売されており、日々の生活を少しでも快適に過ごせるような便利グッズもたくさんあります。
こうした商品を使うことで今まで困っていたことが簡単にできるようになったり、楽になったりするものもあるので、うまく活用してみることをおすすめします。
ということで今回は特に高齢者に人気の商品をいくつか紹介したいと思います。
リラックスするのに便利なもの
すでにほとんどの高齢者の家にはあると思いますが、リラックス用の座椅子です。細かくリクライニングの角度調整のできる座椅子は、ソファに直接座る習慣があまりない高齢者にはもはや必需品です。
ですがリクライニングの座椅子にもいろんな種類があり、低価格のものからかなり高価なものまであります。
特に高齢者の方は家にいる時はこの座椅子に座っている時間が非常に長い人もいるため、多少コストがかかってもできるだけいいものを選ぶようにしたほうが快適に過ごせるでしょう。
体をしっかりと包み込んでリラックス効果を高めてくれるものやマッサージ機能がついているものもあります。安いからと言ってペラペラの座椅子を買ってしまうと後で後悔することもありますので気をつけましょう。
また、家にいる時にとても便利なのがマジックハンドや楽らくハンドと言われるアイテムです。これは長い棒の先にものを掴むためのハンドがついていて、手元で操作することができます。
本当は運動のためにも立ち上がって物を取りに行ったほうがいいのですが、人によっては腰痛だったり、足だったり、なかなか自由になりにくい人もいますので、そういう場合は座ったまま、少し離れたところにあるものを取れるのでとても便利です。
文字を読んだりするのに便利なもの
お年寄りとまでいかなくても、人は40代後半ぐらいから老眼がはじまります。だいたい50代になるとほとんどの人が老眼の症状を訴えますので、ほぼほぼみんな老眼鏡のお世話になるようになります。
40代50代ぐらいならちょっとした老眼鏡でいいのですが、年齢を重ねることで老眼はさらに進んでいきます。
50代のぐらいの老眼がそのまま70代まで同じかというとそんなことはありません。
よく役所などで何かを記入するテーブルに共用の老眼鏡がおいてある場合があります。知っている人も多いかもしれませんが、あれは年代別に分かれていて、50代用、60代用、70代用のような形で置かれています。
つまり年代によって老眼の進み具合も異なってくるということです。
特に70代を超えると小さい文字はほとんど見えなくなってしまうので、そういう時に便利なのが拡大ルーペです。家にひとつあると非常に便利ですし、子の世代はまだまだ新聞や雑誌なども読まれる方がおおいので、老眼鏡よりは文字も大きくなるし非常に便利だと思います。
少し耳が聞こえずらい時に便利なもの
高齢になってくると個人差もありますが、聴力も少しずつ衰えていきます。完全に耳が遠くなるまでいかなくても、日常のちょっとした音が聞こえづらくなってくることもあります。
本人にそれほど自覚症状がない場合は補聴器をつけるのに抵抗のある人も少なくありません。
そんな時に便利なのが集音器やスピーカーです。

よくあるのが家族でテレビを見ていても高齢者の人だけがイマイチ聞こえづらくて放送の内容が全く分からないということもあります。そんな時はテレビの音を手元で聞けるようなテレビスピーカーなんかも便利です。
また、オリーブスマートイヤーのようなおしゃれな集音器も大変便利です。耳に入れても補聴器のように大きくないので、音楽を聴いている若者と同じような感じでおしゃれだし、スマホと連携することでテレビの音や外での会話など、いろんなモードで細かく設定することができるため、大変便利に使うことができます。
耳が聞こえづらいと日常生活にも支障をきたすので、コンパクトに耳に入れられる集音器はとても重宝すると思います。
歩くのを助けてくれる便利グッズ
年齢と共に足腰が弱ってくるのは仕方ありませんが、日常生活に支障をきたすぐらいになってくる前に、少しでも対策を練っておくことも大切です。
日ごろから運動を心がけている人やウォーキングなどをしている人ならいいですが、ほとんど運動習慣のない人は、ちょっと動けなくなるとそのまま回復せずにだんだんと弱っていってしまう可能性もあります。
今は足腰の弱った高齢者でも歩行をサポートできるような商品もたくさん開発されているので、自分に合ったものがあれば活用することをおすすめします。

自宅内での移動はもちろん、屋外への買い物や散歩なんかにも役に立つものがたくさんあります。
なかでもまず最初は杖などを常備しておくと良いでしょう。年を取ってくるとある日突然足が痛くなって歩きにくくなったりすることもあります。
そんな時に杖があるだけでかなり重宝します。自分の体重をどこかにかけられるだけで、簡単に立てたり歩けたりできるため、たかが杖とは言え便利さは計り知れません。もちろん杖があれば外出時にも心強いので、恥ずかしがらずに万一のためと思って身に着けておくのもいいでしょう。
また、室内であれば歩行をサポートするような歩行器なんかも大変便利です。家の中を動き回るのも足腰が不自由になってくるとなかなか思うようにはいかなくなってしまいます。
しかし歩行器を使うことで台所やトイレなど自宅内での移動はかなり快適に動けるようになるでしょう。
高齢にならないと分からないことも多い
両親や祖父母などが高齢になって一緒に生活している人なら、生活の不便さなどもある程度は理解できるかもしれませんが、離れて暮らしていると分からないこともたくさんあります。
また、自分自身がその年齢になって当事者にならないと理解できない苦痛や不便さなんかもたくさんあるでしょう。
そのためもし両親などが高齢になってきたら、できるだけ密にコミュニケーションを取って生活に不便なこととか、困っている事とか、いろいろと聞いたりして、日ごろからコミュニケーションをできるだけ取るようにしましょう。
思ってもないところで困っていたり、意外な気付きのポイントがあることもあるので特に気を付けてあげることが大切です。日本は人生100年と言われており、70代と言えば、まだまだ10年20年と人生を生きる人もたくさん出てくると思います。
少しでも生活の質を上げるような改善をしていくことが大切です。
