昨今のデジタル技術やインターネットサービスの進化は非常に早くて、なかなか時代についていけていないという人も多いのではないでしょうか。
オンラインミーティングやテレワークが当たり前になってきて、打ち合わせや商談もオンラインで行なわれることも増えてきました。個人の働き方も必ずしも会社に出社する必要もなくなってきて、業界によっては在宅ワークや地方での仕事でも不自由がなくなってきました。
特に仕事のコミュニケーションツールとして一番使われていたのが電話だと思うのですが、それがZOOMなどのオンラインツールやチャットアプリなどに置き換わったことで、今までのように電話をする回数も減っている企業もあるでしょう。
もちろんいくらコミュニケーションツールが発達したからと言って、電話がなくなることはないと思いますが、企業が使っている電話にも新しいサービスが出てきています。
そのひとつがクラウドPBXと言われるもので、いわゆるビジネスフォンのクラウドバージョンといったところでしょうか。今回はこのクラウドPBXについて少し解説したいと思います。
そもそもビジネスフォンとは?
ビジネスフォンというのは聞いたことがある人も多いかもしれませんが、ちゃんと理解している人は意外と少ないかもしれません。そこそこの規模の企業で働いたことのある人であれば、当たり前のように使っているビジネスフォンなのですが、まずその仕組みについて解説いたします。
まずビジネスフォンにはPBXが必ず付いてきます。PBXというのはいわゆる電話交換機のことで、外線の発信着信はもちろん、内線同士の通話や外線につなげたりする機能が備わっています。
自宅にある電話を考えてもらえれば分かりやすいと思いますが、通常一般家庭の電話はひとつの電話番号に対して電話機がひとつになります。電話番号ももちろんひとつで、その番号が使われていると電話をかけた人は話し中になります。

しかしビジネスフォンの場合はひとつの電話番号、もしくは複数の電話番号に対して、たくさんの社員が同時に使うことになります。100人いる会社で電話番号が3つしかなくても、電話機が3つしかないということはありません。通常はほとんどの人のデスクに電話があったり、誰かが使っていても別の電話がかかってくると、普通に通話ができるのが一般的です。
会社勤めをしている人なら当たり前のように毎日使っているかもしれませんが、こうした電話番号を電話機の個数分に自動的に振り分けたりする仕組みをPBXと呼んでいます。
従業員の多い会社だとビジネスフォンがないと仕事にならないので、どんな会社でもほとんどこうしたビジネスフォンを導入しています。しかしビジネスフォンの導入には安くないコストがかかってしまうのが難点です。
儲かっている大手企業ならいいですが、立ち上げたばかりの会社が中小企業であればそんな余裕もないところのほうが多いでしょう。
そこで最近急速に広まってきたのが次に挙げるクラウドPBXの存在です。
低コストでリモートワークにも対応ができるクラウドPBX
前述のビジネスフォンの仕組みをそのままクラウド経由で使えるようになったのがクラウドPBXという存在です。
このPBXのメリットはたくさんあるのですが、一番はやはり大掛かりな設備投資が不要だという点です。通常ビジネスフォンを入れる際は、オフィス内での工事が必要になり、初期の設備投資コストがかなりかかってしまいます。しかしクラウドPBXの場合は設備費用は無料であり、業者を呼んだりする必要さえありません。
もちろんオフィスを新しく増設したり、移転をした場合でも設備自体がないため、工事等が全く必要ないのが大きなメリットでしょう。
もうひとつの大きな利点としては、ネット環境さえあれば、利用場所にとらわれる必要がないという点です。すべてがクラウド上でつながっているため、東京と地方であっても内線通話であれば料金はかからないし、通常のPBXと同じように転送したりすることもできます。
今後はクラウドPBXが新しいビジネスフォンのスタンダードになる可能性もありますので、まだ導入していないという人はぜひおすすめのクラウドPBXを参考にして、検討してみると良いでしょう。
特にこれから新しくビジネスを立ち上げる予定のある人はクラウドPBXがおすすめです。
